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歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療について

スタッフブログ 2020/12/28

こんにちは、ぷらす矯正歯科です。

 

年の瀬ですね..みなさん、いかがお過ごしですか。

寒い季節はやっぱりお鍋!🍲

バランスよく栄養をとりながら心身をほっこりと温め、家の中も加湿ができて良いことづくめ。

寒さと乾燥の季節を免疫力アップで乗り切りたいものですね!💪🏻

 

 

さて、今回は『歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療について』お話したいと思います。

 

 

1.歯科矯正用アンカースクリューとは❓🤔

歯科矯正用アンカースクリューとは、チタン合金でできている歯科用の小さなネジのことです。

 

 

歯を遠心移動(後ろに動かす)させる時や圧下(歯を歯根方向へ動かす)させる時の固定源として使用します。

アンカースクリューを使用することで、特定の歯だけを、また、歯列全体を一気に大きく移動させることが可能となり、治療時間の短縮も期待できます。

 

 

 

2.どんな場合に使用するのか埋入する部位は❓🤔

歯科矯正用アンカースクリューは、歯を遠心移動させる時、圧下させる時に使用し、効率よく歯の移動をすることができます。

 

また、アンカースクリューは非抜歯矯正が可能になったり、外科矯正治療を回避できることがあります。重度の出っ歯や受け口などの難しく時間がかかってしまう治療にも用います。

 

アンカースクリューを埋入する部位は、上顎と頬側の歯茎、下顎の頬側と奥歯近くの歯茎になります。(患者さんによって埋入する部位は変わります。)

 

 

 

3.処置の流れ

①レントゲン等の資料からアンカースクリューの埋入部位やサイズの確認を行います。

 

 

表面麻酔(塗る麻酔)浸潤(しんじゅん)麻酔(注射の麻酔)の順に麻酔を行います。麻酔が切れてから痛みが出ないように、麻酔をしたあとすぐに痛み止めを飲んでいただきます。

 

 

③埋入部位を消毒し、アンカースクリューを電動ドライバーで少しずつ回転させながら埋入していきます。痛みはありませんが、埋入中は少し押されるような感じがあるかもしれません

 

 

④しっかりと植立(しょくりつ)されたことを確認したら、レントゲンを撮って位置を確認します。

 

 

⑤鎮痛剤、抗生物質の処方を行い、注意事項やアンカースクリューの磨き方をお伝えします。

 

 

*アンカースクリュー埋入当日は、処置料として5,500円(税込)かかります。

 

 

 

4.埋入後の注意事項⚠️

・埋入後、違和感を感じる場合があります。気になって指で触ったり、舌で触らないようにしましょう。アンカースクリューが定着しにくくなります。

 

・アンカースクリューの周りの清掃が不十分だと、炎症がおきて腫れや痛みが出る場合があります。磨き方や殺菌作用のあるコンクール(洗口液)の使用方法については、スタッフが説明します🙋

 

 

アンカースクリュー周りが腫れてしまうと治療がスムーズに進められなくなってしまうので、アンカースクリューのぐらつきや脱落、腫れ、痛み等があった場合はご連絡下さい。

 

 

 

5.よくあるご質問 Q&A

 

Q.アンカースクリューは目立ちますか❓

 

→A.埋入する部位やアンカースクリューの種類にもよりますが、歯茎や上顎等に埋入するので、目立ちにくいです。

 

 

Q.どの位の期間入れていますか❓

 

→A.基本的に矯正装置がついている間は入れておきます。矯正治療が終わって必要がなくなったら抜いていきます。

 

 

 

 

 

その他、ご不明な点や不安なことがありましたら、いつでもお声がけください!

  

 

 

矯正治療中の皆さんも、矯正治療中ではない皆さんも、引き続き口腔ケアをしっかりと。

 

そして、ぷらす思考で年末年始をお過ごしくださいね😌

 

次回、2021年の第一弾は『ぷらす矯正歯科のコロナ対策について』

お話したいと思います。どうぞご覧くださいね。

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